Spec

Sub structure

耐力面材について

揺れにも火にも強い
「面で支える構造」

前のページでは、柱や梁などの「構造躯体」についてご紹介しました。 家の骨組みとなる構造躯体をしっかり組み上げたうえで、 その外側をぐるりと囲むように張っていくのが「耐力面材(サブストラクチャー)」です。

柱と梁だけの“骨組み”に対して、面材は“面で力を受け止める壁”のような存在。 地震や台風などの横からの力を分散させ、火災時の延焼を遅らせるなど、 見えないところでお住まいをしっかりと守ってくれます。

耐力面材を施工した構造躯体の様子

面材で叶える、3つの安心。

構造躯体と組み合わせることで、住まいの性能を底上げします。

揺れに強い構造に

柱や梁と組み合わせて「箱」のような構造をつくることで、 地震や台風などの横からの力を、壁全体で受け止めて分散します。 一点に力が集中しにくくなるため、建物の変形を抑え、倒れにくい構造づくりに貢献します。

火に強く、延焼を遅らせる

採用している耐力面材は、一般的な木質下地に比べて火に強い素材を組み合わせたものです。 炎に直接さらされたときも、すぐに燃え広がりにくく、 外壁内部からの延焼を遅らせることで、避難時間の確保にもつながります。

住まいを長持ちさせる

外壁の仕上げ材の下には、必ず「下地」があります。 この下地となる面材がたわみにくいことで、 外壁仕上げのひび割れや浮きを抑え、見た目の美しさと耐久性にもつながります。 見えない部分ですが、長く暮らすほど違いが出る、大切な仕様です。

優れたバランス性能

ねこまるホームが重視する、耐力面材の選び方。

ねこまるホームでは、国内で多く採用されている認定耐力面材の中から、 耐震性・耐火性・耐久性のバランスに優れたものを採用しています。

  • 構造用合板に比べて、火に強い無機質系の素材を組み合わせたタイプ
  • 湿気や結露による劣化に配慮した仕様
  • 外壁仕上げの下地としてフラットな面をつくりやすいこと

これらをポイントに選定し、「地震に強い」「火に強い」「長く持つ」という ねこまるホームの家づくりの考え方に合うものを標準採用しています。

地震に強い
地震に強い
火災に強い
火災に強い
防蟻・防腐
防蟻・防腐
透湿性
透湿性

骨組み+面材でつくる
「強い箱」のイメージ。

構造躯体のページでご紹介したように、柱や梁は家の「骨組み」にあたります。 そこに耐力面材を張り合わせることで、 家全体が「箱」のように一体となり、地震の揺れに粘り強く耐える構造になります。

  • 柱や梁:家の骨格をつくる
  • 耐力面材:骨格をつなぎ、力を面で分散させる
  • 地盤・基礎・防蟻:足元や土台を守る

これらをセットで考えることで、地震や台風、経年劣化にも強い、 総合的な耐久性を持つ住まいを目指しています。

筋交いと耐力面材の違い
筋交いと面材の違い
構造躯体と面材の一体化イメージ
面材(面全体で支える)

ここがねこまるホームのポイント

ねこまるホームでは、地盤調査・ベタ基礎・防蟻対策・構造躯体・面材を 「バラバラの仕様」ではなく、「一つの家としてどのように力が流れるか」 という視点でトータルに考えています。

どこか一つだけを強くするのではなく、 全体のバランスを整えることで、長く安心して暮らせる家づくりを大切にしています。

ポイントのイラスト

よくあるご質問

Q. 筋交いと耐力面材、どちらが良いのですか?

どちらが「絶対に優れている」というよりも、それぞれに得意な点があります。 筋交いは、少ない材料で効率よく耐力を確保できるのが特長です。 一方で耐力面材は、壁一面で力を受け止めるため、揺れを分散させやすく、 外壁下地としての役割も兼ねることができます。 ねこまるホームでは、構造計算や建物形状に応じて、 筋交いと面材のバランスを考えながら、安全性とコストの両方に配慮した構造計画を行っています。

Q. 将来、窓を増やしたり、壁を抜いたりするリフォームに影響はありますか?

耐力面材は、構造上重要な「耐力壁」として機能しているため、 むやみに開口を増やしたり、大きく切り欠いたりすることはできません。 リフォームや増改築をご検討される際には、 構造図や現地調査にもとづき、どの壁が耐力壁なのか、 どこまで開口を広げられるのかを確認しながら、 安心して工事できるプランをご提案させていただきます。

Q. 面材の内部で結露したり、シロアリの被害が出たりしませんか?

どんな建物でも、湿気対策とシロアリ対策はとても重要です。 ねこまるホームでは、地盤調査・ベタ基礎・防蟻処理といった足元の対策に加え、 断熱材や防湿シートとの取り合い、通気層の確保など、 構造全体のバランスを考えながら仕様を組み合わせています。 耐力面材だけで耐久性が決まるわけではなく、 地盤・基礎・防蟻・断熱・換気などをトータルで整えることで、 長く安心して暮らせる住まいを目指しています。

Q. 耐力面材を使うことで、耐震等級や火災保険に有利になりますか?

採用している耐力面材は、耐震等級の取得や各種認定構造に対応できる性能を持っています。 ただし、等級や保険条件は、面材だけでなく「建物全体の設計」で決まるため、 個別のプランごとに構造計算や仕様の確認が必要です。 ねこまるホームでは、ご希望に応じて耐震等級取得のご相談や、 保険内容の検討に役立つ情報提供も行っておりますので、ぜひお声がけください。

構造躯体で「骨組み」を強くしたうえで、
今回の面材で「箱全体の強さ」と「火災への備え」を高めました。
次のページでは、快適さや省エネ性に直結する断熱材についてご紹介します。

ねこまるホームへのご相談はこちら